今週の投資定点観測(2025年10月12日)

対象期間

2025年10月5日〜10月11日


1. 主要経済指標

  • 米ミシガン消費者信頼感(10月速報):55.0(前月55.1)
     → 物価・雇用不安から低水準横ばい、消費マインドは依然慎重。

  • 米FOMC議事要旨(9/16–17):景気減速とインフレ鈍化が並存、年内利下げの余地を議論。

  • 日本・家計消費(8月):前年比+2.3%、月次+0.6%/旅行・交通支出が回復基調。

  • 日本・経常収支(8月):3.78兆円の黒字(前年同月比▲4.8%)/投資収益の減少が要因。

  • 中国・外貨準備(9月):3.34兆ドル(前月比+165億ドル)/2カ月連続の増加。


2. 主な経済ニュース・国際情勢

  • 米連邦政府閉鎖が継続し、雇用統計・CPIなど主要経済指標の公表が延期。統計空白が市場の不透明感を増大させている。

  • FOMC議事要旨では「利下げ検討のタイミング」よりも「景気下振れリスク」が焦点に。年内政策変更の可能性は50%程度との見方。

  • 日本は新内閣に期待。財政出動と中小企業支援策を軸に経済政策を打ち出す見通し。市場は早期の補正予算規模に注目。公明党の連立離脱により不透明感が増している点には要注意。

  • 中国当局は地方債枠の拡大と流動性供給を継続。景気刺激と債務リスク抑制のバランス維持を強調。

  • 米中関係では、米国が航空関連部材輸出の一部制限を検討との報道。サプライチェーンへの影響懸念が再燃。


3. 投資スタンス

  • 株式:慎重
     主要指数は依然として過去最高圏。統計空白下では方向感が掴みにくく、押し目待ちの構え。

  • 債券:中立
     米国の財政・債務問題が続く間は長期債を避け、短期債を中心に分散維持。

  • コモディティ:積極
     金は長期的に強気。短期的には高値警戒感があり、調整局面での買い増しを検討。

  • 為替:レンジ志向
     ドル円は147〜150円レンジで推移。新政権の政策発表を見極めつつ、中立姿勢を維持。

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